50代からの人生再設計
5年後、ドイツの古城で「ありがとう」と言うために
最近、気力も体力も衰えてきたと感じることが増えた。
頭の回転が遅くなった気がするし、体の節々も痛む。
周りの友人たちも不調を口にしはじめた。
もう若くない。
そう思うたびに、余計なことにエネルギーを使わないようにと、いつの間にか守りに入っていた50代。
家族のために働き、疲れないように過ごす毎日。
これが年齢というものなのだろうと、どこかで自分を納得させていた。
けれど、心の奥には小さな違和感が残っていた。
何かが足りない。
やり残したことがある。
本当は、まだできるんじゃないか。
消えきらない火が、確かにあった。
妻は新婚旅行でモルディブに行きたいと言っていた。
けれど、資金や仕事の都合で、その願いを叶えることはできなかった。
「いつかね」と言ったまま、その“いつか”は流れていった。
今回、妻が「シンデレラ城みたいなお城に行ってみたい」と何気なく言ったとき、
あのとき叶えられなかった約束が、静かに重なった。
調べてみると、そのモデルのひとつが
ドイツ・バイエルン州にある
Neuschwanstein Castle
だと知った。
もし行くなら、ただの観光ではなく、
二人の人生という歴史を振り返る節目の旅にしたいと思った。
5年後。
ドイツの歴史を刻んできた古城の前で、
これまで共に歩んできた妻に、胸を張って「ありがとう」と言える自分でいたい。
夢のようでいて、現実にできるかもしれない未来。
だから5年という時間を選んだ。
50代のうちに、自分の足で歩き、自分の意志で選び取るために。
その未来のために、人生を再設計することにした。
整えていくのは、4つの軸。
体を整える。
5年後に快活に歩き、旅を楽しめる自分でいるために。
思考を整える。
守りの思考から、設計する思考へ。
暮らしを整える。
時間とお金の価値を見直し、未来につながる使い方へ。
自分を整える。
行動力と自己信頼を取り戻す。
2026年3月1日。
新たな人生という名の冒険を、ここから始める。
ドイツの古城への旅は、今日、出航する。
