迷う時間が惜しくなった|50代が手に入れた、複利思考の決断術
迷っていた時間が、もったいなかったと気づいた。
買わなくていい理由を探していた
物を買う時、いつも迷っていた。
少しでも安く買いたい。
まだ我慢できるからいいや。
本当に必要かどうか。
そう考え続けて、結局買う。
今思えば、迷っていたのではなく、買わなくていい理由を探していたのだ。
お金が減ることへの不安。
本当に使いこなせるかという心配。
少しでも得をしてやろうという、ちょっとした卑しさ。
その正体は、恐怖と執着だった。
若い頃の即決と、今の即決は違う
若い頃は、欲望と経験不足で考えずに動いた。
欲しいと思ったら買う。
後先考えない。
それが当時の即決だった。
50代になった今、思考も経験も成熟してきた。
「必要だ」と感じるものは、本当に必要になることが多い。
自分の判断への信頼が、少しずつ積み上がってきた。
だから気づいた。
迷う時間の「保険としての必要性」が、薄くなってきていると。
よっぽど高額な買い物や、人生に大きな転機があるような決断は別だ。
でもそれ以外の日常的な判断であれば、迷う時間そのものがコストになっていると感じるようになった。
複利が効くかどうかが、判断軸になった
今の自分の判断基準はシンプルだ。
複利が効くかどうか。
エアコンを買った。
睡眠の質が上がる。
毎日の回復に複利が効く。
即決した。
全国展開しているジムと契約した。
隙間時間にトレーニングできる。
出張先でも同じジムを使える。
週2回のノルマが達成しやすくなった。
トレーニングをすると、1日のやり遂げた感が強まる。
ストレス発散にもなる。
心身ともに複利が効く投資だ。
即決した。
服は同じシリーズを4セット揃えた。
洗濯のことも考えて、迷う余地が最初からない。
毎朝の時間に複利が効く。
まとめて買う。
どれも「今のお金」ではなく「未来の自分への投資」として判断できるようになった。
迷って正解だった判断、失敗した判断
正直に言う。
全部が即決でうまくいったわけじゃない。
マイホームは34歳の時に購入した。
ローンを組むにもギリギリのラインだった。
即決に近い判断だったけど、あの時は経験も情報も足りなかった。
結果的には良かったが、もう少し慎重に考えるべきだったと今は思う。
車も奮発した。
最後のご褒美だと思った。
でも正直、少し後悔している。
高揚感は1年も持たなかった。
後悔を薄めるために、目指すは20年乗り続けることだ。
乗り続けることで、一台あたりの単価が下がる。
それだけだ。
どちらも「複利が効くかどうか」より「感情や見栄」が先に来た判断だった。
迷う時間そのものが、コストだった
迷う時間は保険じゃない。
決め事が多くなるほど、脳のリソースが削られる。
時間的なコストだけじゃない。
やろうとする気力、集中力、頭のキャパそのものが少しずつ削られていく。
その分のエネルギーが、今は睡眠とブログに向いている。
睡眠は時間的な余裕として。
ブログはやろうとする気力として。
迷う時間を減らした分だけ、動く時間が増える。
今朝もジムのウェアを迷わず選んで、すぐに出かけた。
洗濯のことも考えて4セット揃えてある。
迷う余地が、最初からない。
