自分を整える

妻に健康でいてほしい|50代の夫が気づいた、健康という複利の話

バマ

桜を見に行った日のことだ。

長い階段を登る妻の姿を見て、少し心配になった。
しんどそうだった。
普段の旅行は車移動で、目的地の周辺を歩く程度だ。
でもこれで、海外旅行は大丈夫だろうかと思った。

妻は自分より年下だ。
でも運動を一切やらないタイプだ。

ずっと見てきた、運動しない妻

結婚してから、妻が自発的に運動している姿をほとんど見たことがない。

それは妻の自由だし、強制するつもりもない。
でも年齢的な変化を感じているようで、体のことが少し気になってきた。
パートで仕事をしながら、子供たちのサポートもしてくれている。
それには心から感謝している。

だからこそ、自分自身の体にももう少し目を向けてほしいと思っている。

ヨガでも、ピラティスでも、なんでもいい

「何か始めてみたら」と声をかけたことは何度もある。

やろうかな、と言う。
でもなかなか動かない。
俺がエクササイズを教えたこともある。
でも続かなかった。

実は、子供が小学生の頃、週1回ヨガ教室に通っていた時期があった。
その時は続いていた。
でもパートを始めて、通っていた教室もなくなってしまってから、そのまま遠ざかってしまった。
今もたまに家でストレッチしたり、ステッパーに乗ったりはしている。

条件が揃えば動けるタイプだ。
一度始まれば続く。

だから環境さえ整えば、と思う。
でも今はその入り口が見つかっていない。
もどかしいのはそこだ。

健康という複利は、今始めないと効かない

体は正直だ。

使えば応えてくれる。
でも放置すると、どんどん動かなくなる。
取り戻すのに、失った時間の何倍もかかる。
お金では買えない。
時間をかけても、すぐには戻らない。

健康という複利は、今この瞬間から積み上げていくものだ。

50代の自分がトレーニングを続けているのも、60代・70代の自分への先行投資だと思っているから。
体が動く今、動かしておく。
それだけのことが、10年後に大きな差になる。

妻にもその感覚を持ってほしい。
言葉では何度も伝えた。
でもまだ届いていない。

一緒に行きたい場所がある

いつか妻を海外旅行に連れて行きたいと思っている。

感謝を伝えたい旅だ。
子育てをしながら、パートをしながら、家を守ってくれた。
その時間に、ちゃんとありがとうを言いたい。

でも海外は歩く。
階段もある。
体力がいる。

桜の階段を見ながら、その旅が現実になるためには、今から体を整えておく必要があると改めて思った。
一緒に行きたいから、健康でいてほしい。
それだけだ。

言葉より、背中で見せるしかない

強制はできない。

でも諦めてもいない。
俺が体を整え続けている姿を見て、いつか「私もやってみようかな」と思う日が来るかもしれない。
言葉で伝えるより、続けている背中を見せる方が、届くことがある。

健康は、誰かのためにも続けられる理由になる。

今朝は6時に起きた。
妻はまだ眠っていた。
静かな朝に、そんなことを考えていた。
いつか一緒に、あの長い階段を軽やかに登れる日を、静かに待っている。

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ABOUT ME
バマ
バマ
50代の再チャレンジャー
アスレティックトレーナー/トレーニングコーチ。 プロとアマチュア、両方の現場で25年以上、選手と向き合ってきた。 50代になって気づいた。自分を一番蔑ろにしていたのは、自分自身だった。 体を整え、思考を整え、暮らしを整え、そして自分を整える。 守りから、前へ。
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