わかっているつもりだった自分のこと
自分のことは、
わかっているようで、実はよくわかっていなかったのかもしれない。
若い頃は、わりとアクティブだったと思う。
思いついたら動き、前へ前へ進もうとしていた。
それがコロナの頃から、生活が少しずつ変わっていった。
外に出ることが減り、
人と会うことも少なくなり、
家で過ごす時間が増えていった。
気づけば、特に見たいわけでもないテレビやアニメを流しながら、
なんとなく時間を過ごす日々。
体が鈍ってきたなと思っても、
「年齢的に仕方ないよね」
そんなふうに都合よく納得して、そのままにしていた。
やらない理由を並べて、
そこに“年齢”という言い訳を足して、
なんとなく自分を納得させていた気がする。
ふと、こんなことを考えるようになった。
あと何年、生きられるんだろう。
家族のために、あと何年頑張れば
自分の役割は果たせるんだろう。
毎日をただこなしているだけで、
目的もなく航海しているような感覚。
そんな人生を歩いているような気がしていた。
そんな中で、
少しだけ気持ちが動いたことがある。
それは、
自分自身を見つめ直してみよう
と思ったことだった。
これまで、
「自分はどうしたいのか」
「どんな自分でいたいのか」
そんなことを、あまり真剣に考えたことがなかった。
とにかく働いて、家族を養って、
たまに友人や同僚と楽しい時間を過ごす。
でも、それもどこかで
周りに合わせて選んできたことが多かった気がする。
本当は、自分はどう生きたいのだろう。
どんな自分が、自分らしいのだろう。
成功するとか、
お金を稼ぐとか、
人に認めてもらうとか。
それももちろん大切だけれど、
これからは
「自分がどう生きたいか」
ということを、もう少し大切にしてもいいのかもしれない。
もっと心を軽くして、
もっと伸び伸びと生きてみたい。
答えは、まだはっきりしていない。
でも、
自分自身に問いかけながら、
少しずつ歩いていくことはできる。
もしかしたらそこから、
新しい人生の形が見えてくるのかもしれない。
