体を整える

菓子パンをご飯カテゴリーにしていた|50代が変えた、食事の優先順位

バマ

朝食だから、いいだろう。
そう思いながら、菓子パンに手を伸ばしていた。

時間がない朝は、コンビニで朝食を買う。
運転しながら食べるから、手で持てるもの。
コーヒーを飲むから、それに合うもの。

条件を並べると、自然と菓子パンに辿り着く。
おにぎりかサンドイッチ、それに菓子パン。
この組み合わせが、なんとなくの定番になっていた。

菓子パンは、ご飯だと思っていた

コンビニに入ると、まず菓子パンコーナーをチェックする。

ロールケーキ風のパン、ドーナツ、チョコクリームのデニッシュ。
手が伸びるのは、そういうやつだった。

ケーキじゃない。
パンだ。
だからご飯だ。

そういう理屈を、どこかで持っていた。
朝食だから食べていい。
そう自分に言い聞かせていた。

でも正直に言うと、そうじゃなかった。

菓子パンは、パンという名のデザートだった。

ご飯のふりをした甘いもの。
背徳感と、ちょっとした得した感覚。
それが菓子パンを選ばせていた。

ランニングと天秤にかけた日

体脂肪を落とそうと決めた時、食事を見直し始めた

今はジムでトレーニングをした後、ウォーキング10分、ランニング20分を続けている。
最初の5分は毎回「あと20分か」という気持ちで始まる。
その20分が、また長い。

カロリーを調べてみた。
菓子パン一個、400〜500kcal。

20分走って消費できるのは約250kcal。
ランニング1回分でも、菓子パン一個に届かない。

そこで初めて考えた。

菓子パンって、このストレスと相殺できるものなのか。
そこまでして食べたいものなのか。

答えは、そうでもなかった。

好きだと思っていた。
でも「食べたい」じゃなくて、「食べていい」という許可を探していただけだった。

ご褒美の定義が変わった

菓子パンをやめた。

最初は残念だった。
あの背徳感込みで、ちょっとしたご褒美だったから。

でも生活が変わっていった。
早く寝て、睡眠をしっかりとる
その分、朝早く起きられる。
家で朝食を食べる時間が、自然と確保できるようになった。

コンビニに寄らなくていい朝が増えた。

3ヶ月で体脂肪が5%落ちた。

数字が変わるにつれて、気づいた。

本当のご褒美は、菓子パンじゃなかった。

体が変わっていく実感。
履けなかったスラックスが、また履けた朝
鏡の前で感じる、少しだけ好きになれた自分。

そっちの方が、よっぽど長持ちする満足感だった。

本当に食べたいかどうか、という問い

今も菓子パンを食べることはある。

家族と一緒に、たまに。
量は少なめにして、食べた事実で満足する。

以前みたいに何個も、ということはなくなった。

炭酸飲料、甘いジュース、揚げ物。
そういったものも同じように見直した。

「ご飯カテゴリー」に入れていたものが、実はそうじゃなかった。
習慣と言い訳が混ざっていた。

問いはシンプルだった。

本当に食べたいのか。
それとも、食べていい理由を探しているだけなのか。

その問いを持つだけで、選ぶものが変わってくる。

出張先の朝食が、答えだった

今朝の朝食はご飯、サラダ、納豆、ヨーグルト、それにコーヒー。

できればタンパク質も、と鶏肉を選ぶ。

コンビニで菓子パンを両手に持っていた朝とは、だいぶ違う景色だ。

華やかさはない。
でも食べ終わった後の感覚が、全然違う

胃が重くない。
頭が働く。
午前中を、ちゃんと使える気がする。

菓子パンをご飯だと思っていたあの頃の自分に、今なら一言だけ言える。

それ、デザートだよ、と。

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ABOUT ME
バマ
バマ
50代の再チャレンジャー
アスレティックトレーナー/トレーニングコーチ。 プロとアマチュア、両方の現場で25年以上、選手と向き合ってきた。 50代になって気づいた。自分を一番蔑ろにしていたのは、自分自身だった。 体を整え、思考を整え、暮らしを整え、そして自分を整える。 守りから、前へ。
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