G-2YWFZQWQLR 子供に伝えたいこと|50代の父親が気づいた、本物の経験の作り方|50代からの人生再設計
自分を整える

子供に伝えたいこと|50代の父親が気づいた、本物の経験の作り方

bamadice

長女が3月、バイト代と妻への借金でディズニーや旅行に出かけまくった。

二人の娘を見て気づいたこと

高校を卒業した長女は、3月をほぼ外出で埋めた。
ディズニー、旅行、外食。
友達と出かけまくった。
バイトで貯めたお金を使い、足りない分は妻に借金までして。

一方、高校生の次女は、好きなキャラクターのグッズにお金をかける。
欲しいものを手に入れるために、しっかり貯めて買う。
その努力は本物だ。

でも買った後、そのグッズはコレクション箱へ消えていく。

どちらが悪いわけじゃない。
でも、この二人を見ていると、お金の使い方が生み出すものが全然違うと気づく。

長女が使ったお金は、友達との記憶になった。
笑った瞬間、驚いた景色、誰かと共有した時間。
それは時間が経つほど価値が増していく。

次女が買ったグッズは、手に入れた瞬間が一番嬉しい。
その後は箱の中で眠る。

思い出は複利が効く。
モノの満足感は、その瞬間だけだ。

思い出にお金を使うようになった(暮らし#9)

教えたわけじゃなかった

正直、驚いた。

長女の使い方は、自分が大切にしてきたことと同じだった。
でも、直接そう伝えた記憶はない。
気づいたら、そういう選択ができる人間になっていた。

人は自分の想像の型にはめようとすると、その型以上にはならない。
でも自由にするからこそ、想像を超えた形になっていく。

それは選手も一緒だ。
「こうなってほしい」と押しつけた瞬間に、その選手の可能性は自分の想像の範囲に収まってしまう。
信じて、見守って、気づきを待つ。
そうして初めて、想像を超えた成長が生まれる。

お払い箱かもしれない、と思っていた(思考#11)

長女を見ながら、そのことをひしひしと感じた。

次女に気づいてほしいこと

次女は友達作りが得意じゃない。
自分の殻を破るのに、少し時間がかかるタイプだ。

グッズ収集から、思い出への投資に変わる時。
きっとその時、学校生活も変わっていくと思っている。
誰かと一緒に何かを経験する。
怖いと思っていたものが、越えてみたら大したことじゃなかった。
その瞬間に初めて気づく。
あの壁は、最初から扉だったと。

でも、壁と思うのか扉と思うのかは、自分で経験して確かめるしかない。
だから頭ごなしに伝えるつもりはない。

ただ、一つ期待していることがある。
長女からのアドバイスだ。
同じ高校生活を経験した先輩として、妹に何かを伝えてくれたら、それが一番届くと思っている。

お互いを助け合う姿を見られたら、父親としてこれ以上ホッとすることはない。

父親としての申し訳なさ

仕事柄、春休みもゴールデンウィークも家族で出かけることがほとんどなかった。

子供たちが小さい頃、友達がどこへ行ったという話を羨ましそうに聞いていた時期があった。
その度に、夏休みの休日にプールへ連れて行ったり、ゴールデンウィークに食事へ行ったり。
グレードは下がるけど、何かしら埋めようとしてきた。
「償ってた」という感覚が正直なところだ。

でも今、大きくなった娘たちは、三人で出かけるようになった。
父親抜きで。

最初は少し寂しかった。
でも今は、むしろそれでいいと思っている。
自分たちのペースで、自分たちの時間を作れるようになった。
それだけで、父親として十分だと思っている。

さりげなく、伝えていけたらいい

次女のグッズへの情熱を、否定するつもりはない。

好きなものにお金を使う経験も、貯めて買うという努力も、その子なりの成長だ。
思い出の複利に気づくのは、もう少し先でいい。
自分で気づいた時に、初めて本物になる。

ただ、さりげなく伝えていけたらとは思っている。
家族で食事に行く時、少し特別な場所を選ぶ。
一緒に出かけた時、その時間を大切にする。
言葉じゃなくて、経験として見せていく。

経験値にお金と時間を使う大切さは、言って聞かせるものじゃない。
感じさせるものだ。

時間をお金で買うようになった(暮らし#11)

長女がそれを自然に体現してくれている。
それが今の自分には、一番の答えに見える。


今日、出張先でブランチを食べながらそんなことを考えていた。
長女の合格祝いのイタリアン、あの夜の記憶はきっとしばらく消えない。

5年後、ドイツの古城で妻にありがとう(自分#15)

ABOUT ME
バマ
バマ
50代の再チャレンジャー
アスレティックトレーナー/トレーニングコーチ。 プロとアマチュア、両方の現場で25年以上、選手と向き合ってきた。 50代になって気づいた。自分を一番蔑ろにしていたのは、自分自身だった。 体を整え、思考を整え、暮らしを整え、そして自分を整える。 守りから、前へ。
Recommend
こちらの記事もどうぞ
記事URLをコピーしました