自分を整える

人付き合いを減らした|50代が気づいた、繋がりの設計

バマ

人付き合いが疎かになっている気がする。

近所の人とは挨拶程度。
友人とはほとんど連絡を取らない。
休日は誰かに会うより、一人でいる方が楽だと感じる。

「コミュニティーとの関わりが大切」という情報を見るたびに、少し引っかかる。
自分は足りていないのか、と。

でも正直に言うと、そこまで会いたいとも思わない。

これは人付き合いが苦手なのか。
性格なのか。
それとも、何か別の理由があるのか。

考えてみたら、答えが見えてきた。

人付き合いを減らしたんじゃない。
設計したのだ。

40代から、自然と一人の時間が増えていった

20代・30代は、人と会うことが多かった。

仕事関係の飲み会、同僚との付き合い、出張先での誘い。
断ることより、行くことの方が多かった。

40代に入って、疲れが溜まるようになった。

それと同時に、気分転換の飲み会が減っていった。
出張先でも、飲みに出かけるより部屋でゆっくりする割合が増えた。

意識して変えたわけじゃない。
体が先に教えてくれた。

疲れている時に人と会っても、リカバリーにならない。
それを体が知っていたのだと思う。

「コミュニティーが大事」という情報への本音

健康や老後に関する情報を見ると、必ずといっていいほど出てくる言葉がある。

「人との繋がりが大切」「コミュニティーに属することが健康につながる」

その言葉を見るたびに、引っかかる感覚があった。

正直に言うと、その引っかかりの正体は不安だった。

もし妻に先立たれたら、一人になってしまう。
妻だけに依存したら、負担をかけてしまう。
人との繋がりが薄いまま歳を重ねたら、孤独になるのではないか。

でも今は、その不安が少し薄らいでいる。

ブログを始めた。
トレーニングが習慣になった。
自分のための時間が増えた。

自分と繋がれるようになったら、他者への依存が自然と減った。

コミュニティーへの不安は、自分の内側が整っていなかったことへの不安だったのかもしれない。

今は「足りてる」と思える理由

仕事柄、常に人と深く関わっている。

選手・スタッフ・関係者。仕事の中で、常に誰かと向き合っている。
コミュニケーションが仕事の中心にある。

だから休日は、人と関わらないことがリカバリーになる。

一人でコーヒーを飲む朝の時間。
トレーニングに集中する時間。
ブログを書く静かな時間。

これが自分には必要だとわかっている。

「人と会わない休日」は、孤独じゃない。
意識的な回復の時間だ。

細く長く繋いでおく、自分なりの設計

人付き合いをゼロにしたわけじゃない。

毎年、お世話になった人へお歳暮を送る。
電話で話をする。
出張先で会うこともある。
年に一度、高校の野球部のメンバーとゴルフに行く。

ゴルフの後の飲み会は、正直それほど楽しいわけじゃない。
でも行く。
コミュニティーを維持するために必要なことだと割り切っている。

頻度は多くない。
でも、続けている。

なぜ続けているのか。

お歳暮は、感謝の気持ちを形にしたいから。
ゴルフは、いざという時のための繋がりを維持したいから。

そしてもう一つ、気づいたことがある。

自分の歴史を知る人と会うと、自分の存在が確認できる。

何十年もの時間を共有してきた人たちと話す時、今の自分がどこから来たのかが見える。
自分の歴史を知る人との繋がりは、アイデンティティーの支えになっている。

人付き合いは、量より設計だ

新しい人と積極的に会わなくなった。

それを「疎かにしている」と感じていた時期もあった。
でも今は違う。

仕事柄、常に人と関わっている自分には、休日の静けさが必要だ。
同時に、長年の繋がりを細く長く維持することが、自分に合った設計だとわかってきた。

将来、仕事で人と関わらなくなった時、寂しくなるかもしれない。
その時のために、今から細く繋いでおく。

「コミュニティーが大事」という情報は正しい。
でも、その形は一つじゃない。

自分なりの設計があれば、それでいい。

人付き合いの量を増やすことより、自分に合った繋がり方を知ることの方が、50代には大切だと思っている。

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ABOUT ME
バマ
バマ
50代の再チャレンジャー
アスレティックトレーナー/トレーニングコーチ。 プロとアマチュア、両方の現場で25年以上、選手と向き合ってきた。 50代になって気づいた。自分を一番蔑ろにしていたのは、自分自身だった。 体を整え、思考を整え、暮らしを整え、そして自分を整える。 守りから、前へ。
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