疲れていても、朝だけは崩さなかった|50代が気づいた、1日をイーブンに保つ習慣
今朝も5時に起きた。
出張が続いて、疲れも溜まっている。
それでも「よし」と思えた。
布団の中の攻防
5時、目覚ましが鳴る。
「もう少し」と思って目を閉じる。
5時3分。
また確認する。
5時7分。
もう少しだけ……5時10分。
「じゃあ起きるか」
布団を出て、まず口に出す。
「今日も素晴らしい日になる」
声に出すことで、体が今日に向く。
言葉にすると、気持ちが追いついてくる。
言霊というやつかもしれない。
それからコーヒーを淹れて、ボサノバをかけて、MacBookを開く。
毎朝こんな感じだ。
アラームが鳴って一発で起きる朝もある。
その数分の間、頭の中では小さな議論が続いている。
まだ睡眠が必要か。
朝の時間にそれだけの価値があるか。
でも最終的にはいつも同じ答えが出る。
「この時間の価値を、俺は知っている」
価値を知っているから、体が動く。
たまに睡眠を優先する朝もある。
それは余白だ。
罪悪感は持たない。
「よし」と思える理由
コーヒーを淹れてMacBookを開く。
この一連の動作が終わった瞬間に、今日1日の価値が確定する。
ブログを書く。
思考を整理する。
誰かと言葉を交わす。
消費じゃない。
自分が分厚くなっていく感覚がある。
昨日より少しだけ、自分という人間の層が増えている。
仕事で溜まった澱が、この時間でデトックスされていく。
新陳代謝というやつかもしれない。
何がどうなろうと、ここで得た満足は消えない。
3軸——自分・家族・仕事——のうち、自分という1軸でうまくいく事実を作れた。
それだけで、今日はもう前に進んでいる。
40代と50代の違い
40代のころは、仕事一筋だった。
仕事でうまくいかない日は、そのままずっと引きずった。
失敗が1日を、時には数日を支配した。
軸が仕事しかなかったから、そこが崩れると全部が崩れた。
50代になって、3軸という考え方に変わった。
自分・家族・仕事。どれかがうまくいかない日でも、別の軸でうまくいっている事実がある。
仕事でうまくいかなくても、朝の時間でうまくいった事実がある。
その日はイーブンだ。
どこかで必ずうまくいっている自分がいれば、全部がダメな日にはならない。
これが50代になって気づいた、マインドを崩さない方法だった。
全ては連動している
朝5時に起きるための準備は、前夜から始まっている。
7時間の睡眠を確保して5時に起きるには、22時には寝る必要がある。
そうなると、夜ご飯は何時までに食べ終えるか。
食後から就寝まで何時間空けるか。
そこまで考えるようになると、朝のルーティンはもう習慣じゃなくて設計になる。
意志力で続けているわけじゃない。
仕組みで動いているから続く。
そして全部が連動しているから、どこか一つを整えると、他も自然に整ってくる。
ゴールデンアワーが1日を作る
朝5時台のこの時間に、今日という1日の価値が確定する。
仕事の結果じゃない。
誰かの評価でもない。
自分で作った時間が、今日の自分を支える。
この時間があるから、どんな1日も自分のものにできる。
今朝もコーヒーを飲みながら、そう思った。
