自分を整える

なぜ、50代は「同じ頑張り方」が通用しなくなるのか

bamadice

― 理解編 ―

前回、
50代の体と向き合ううえで
「まず整えておきたい体の前提」について書いた。

ではなぜ、
これまでと同じ頑張り方では通用しなくなるのか。

それは、気持ちの問題ではない。
体の仕組みそのものが、少しずつ変わってきているからだ。

急激ではない。
でも確実に変わっている。

その変化を理解しておかないと、
頑張っているのに結果が出ない理由が
見えなくなってしまう。


回復力が、確実に落ちている

若い頃は、

多少寝不足でも動けた。
無理をしても、数日休めば回復した。

体は、頑張りに応えてくれる存在だった。

でも50代は違う。

筋肉の修復スピード。
ホルモンの分泌量。
炎症を処理する力。

どれも急激ではないが、
確実に変化している。

ダメージが増えたというより、
回復が追いつきにくくなっている。

だから以前と同じ負荷をかけても、

効かないのではなく、
戻りきらない。

ここが大きな違いだ。


筋肉は、何もしなければ減っていく

40代以降、
筋肉は自然と減少していくと言われている。

つまり何もしていなければ、
現状維持はできない。

「特に問題はない」

そう思っている状態は、
実はゆるやかな後退かもしれない。

だからこそ必要なのは
大きな努力ではない。

小さな刺激を、継続的に入れること。

それだけで体の状態は
大きく変わってくる。


脂肪は、つきやすく落ちにくくなる

年齢とともに、

基礎代謝は下がる。
活動量も無意識に減る。

そこに

睡眠の質の低下
ストレス
ホルモンの変化

こうした要素が重なる。

すると
昔と同じ食事をしているだけで
少しずつ体脂肪は増えていく。

「そんなに食べていないのに」

その感覚は、
決して間違っていない。

ただ、
体の条件が変わっているだけなのだ。


有酸素だけでは守れないものがある

ウォーキングや軽いバイクは大切だ。

心肺機能を保つうえでも、
体を整えるうえでも意味がある。

ただ、それだけでは
筋肉を守りきれない。

筋肉を維持するためには
ほんの少しでいいから

「抵抗」

が必要になる。

だからこそ前回書いた、

・小さく足す
・整える
・回復を優先する

という前提が大切になってくる。


問題は、根性ではない

50代は、
気合いが足りないわけではない。

体の仕組みが変わっている。

それを理解せずに
昔のやり方で押し切ろうとすると、
疲れだけが残る。

だから戦い方を変える。

焦らない。
回復を優先する。
小さく積み上げる。

遠回りに見えるかもしれないが、
それが結果的に
いちばん現実的な近道なのだと思う。


次回予告

次回は、
体の変化を感覚ではなく
「数字」で見たときに見えてきた現実について書いてみたい。

50代の体は、
静かに変わっている。

その“中身”を
もう少し具体的に見ていく。

ABOUT ME
バマ
バマ
体と心を整える
暮らしの案内人
体と心をやさしく整える暮らしを提案。
25年以上、プロ・アマチュア選手の体づくりやリハビリ、メンタルケアに携わってきた経験をもとに、日常で無理なく実践できる習慣やヒントを発信しています。
「今日できる小さな一歩で、体と心を整え、毎日を軽やかに変える」
趣味: 散歩・軽い筋トレ・ストレッチ(リラックス音楽と共に)・読書・音楽鑑賞・アニメ
モットー: 「今日できる小さな一歩で、体と心を整え、毎日を軽やかに変える」
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