体を整える

眠れているのに、眠い|50代が気づいた、睡眠は時間よりリズムが大事だった

バマ

7時間半眠った。
なのに、眠い。

そんな朝が続いていた。
睡眠時間は足りているはずなのに、体が重い。
ベッドから出るのに2、3分かかる。
以前はなかったことだ。

最初は「年齢のせいかな」と思っていた。
でも、少し立ち止まって考えてみると、思い当たることがあった。
生活リズムの変化だ。

眠れているのに眠いのは、時間の問題じゃなかった。
リズムの問題だった。

9時5時が当たり前だった頃

春先まで、生活リズムはほぼ固定されていた。

9時に布団に入る。
5時に目が覚める。
目覚ましより先に起きて、すぐベッドから出られた。
眠いという感覚がなかった。
体が勝手に動いていた。

あの頃は「自分は朝型だから」くらいにしか思っていなかった。
でも今になって気づく。
あれはリズムが整っていたから、体が素直に動いていたんだ。

夜遅い仕事が増えて、リズムが崩れた

仕事のスケジュールが変わった。
夜遅い仕事が増えた。

仕事が終わる時間が遅くなる。
移動に40分。
仕事の後処理に40分。
シャワーを浴びて布団に入る頃には、12時を回っていることも珍しくない。

睡眠時間を確保しようとすると、起床時間も後ろにズレる。
7時、8時まで眠ることもある。

時間だけ見れば、7時間から8時間は眠れている。
なのに、なぜか眠い。
体が重い。
ベッドから出るのに時間がかかる。

これが「リズムのズレ」の正体だった。

朝、目が覚めた瞬間に「もう少し寝たい」と思う。
体がスッキリしていない。
それが、リズムのズレを体が訴えているサインだと気づいた。

体内時計は、眠る時間がバラバラになると狂う。
時間眠ったかより、何時に眠るかの方が、体への影響が大きいのだ。

自分でスイッチを切りにいく

ここで、もう一つ問題があった。

以前は、日中の仕事から夜遅い仕事に変わっても、リズムを切り替えればすぐ眠れた。
でも今は違う。
9時に布団に入ろうとしても、なかなか眠れない。
体が「まだ起きている時間だ」と言っている。

だから工夫するようになった。

シャワーを浴びる。
好きな漫才を15分聴く。
トレーニングで体を疲れさせる日もある。
どれも、興奮した神経を鎮めるための儀式だ。

50代になると、仕事が終わっても体がなかなか「仕事モード」から抜け出せなくなる。
以前は帰宅すれば自然に切り替わっていた。
今は意図的に仕掛けないと、脳が覚醒したまま布団に入ってしまう。

30代40代の頃は、こんな工夫をしなくても眠れた。
体が勝手に合わせてくれていた。
でも50代になると、自分でスイッチを切りにいく必要がある。

これは衰えじゃない。
設計が必要になった、ということだ。

睡眠は、時間よりリズムだった

これから意識するのは、睡眠時間より先に、眠る時間のリズムを整えることだ。
こうやって自分の体と向き合いながら微調整していくこと自体が、50代には必要な設計の一つだと思っている。
その結果はまた改めて紹介したい。

眠れているのに眠い朝が続いたとき、私はようやくそのことに気づいた。

睡眠は、時間よりリズムが大事だということを。

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ABOUT ME
バマ
バマ
50代の再チャレンジャー
アスレティックトレーナー/トレーニングコーチ。 プロとアマチュア、両方の現場で25年以上、選手と向き合ってきた。 50代になって気づいた。自分を一番蔑ろにしていたのは、自分自身だった。 体を整え、思考を整え、暮らしを整え、そして自分を整える。 守りから、前へ。
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