幸福度の最大化|50代が気づいた、思い出という複利投資

バマ

夕食後、何気ない会話をしていた。
それだけで、幸福度が最大化される瞬間があった。

夕食後、何気ない会話から始まった

リビングで夕食を終えた後、家族でぼんやり話していた。

コロナ禍になる前、家族で海外旅行に行った時の話になった。

ホテルの洗濯機が壊れていて、洗濯に苦労した話。
テーマパークで歩き回って疲れたけど、楽しかった話。
アンティークショップで良い品を見つけた話。

「また、どっか行きたいね」

そんな言葉で、話は締めくくられた。

不便だったことも、疲れたことも、いつの間にか笑い話になっていた。
共通の話題があるということは、その時の経験や思いを、家族で共有しているということでもある。

「聞く側」になった今だからこそ気づいたこと

子供たちも大きくなってきた。

最近は、共通の話題を共有するというより、子供たちがどんなことをしているのかを聞く方が専門になってきている。

共感というより、情報収集に近い感覚だ。
子供たちの日常を垣間見られるのは嬉しい。
でも、それとは別に、経験を共有できる思い出には、また違う価値があると気づいた。

その価値を、一番強く感じさせてくれたのが、あの海外旅行だった。

家計を圧迫してでも、思い切った日

あの海外旅行は、子供たちと一緒に行けるタイミングが、そこしかなかった。

家計を圧迫するのはわかっていた。
それでも、体験を優先することにした。

直後に、コロナ禍に入った。

一時期は、家計への不安がよぎった。
それでも、あの体験ができたことを考えると、今振り返れば最高のタイミングだったと思える。

五感で味わう瞬間より、思考で味わい直す瞬間

旅行している間は、五感で体験していた。
疲れも、楽しさも、驚きも、その場で全身で受け止めていた。

でも今、夕食後に語り合っているのは、思考で味わい直している時間だ。

思い出は、なんとなく時間が経つほど美化されていく。
アクシデントさえ、いい思い出に変わっていく。

体験したその瞬間以上に、後から思い出すことで、幸福度が増していく気がする。

思い出という複利、死ぬまで味わい続けられる投資

50代になって、ブログを書き始めてから、改めて気づいたことがある。

幸福度を上げるために、家族との体験や、自分自身の体験に、お金を費やすようになった。

モノを買うという体験ではない。
五感で感じる体験に、お金を費やす。

この投資が特別なのは、リターンが一回で終わらないことだ。
何年経っても、夕食の後にふと話題になり、その度に少しずつ形を変えながら、何度でも味わい直せる。

思い出という複利が効いて、後からその何倍もの幸福で返ってくる。
死ぬまで味わい続けられる、最高の投資だと思う。

「初めて」を大切にするために、健康を整える

ただ、この複利投資には一つだけ条件がある。
体験できる体が、まだ動くということだ。

歳を重ねても、初めての体験には特別な価値がある。
何度目かの経験より、初めての驚きの方が、後々まで語れる思い出になりやすい。

健康でいられるうちにこそ、その「初めて」に挑戦できる。
体が動かなければ、行きたい場所にも行けないし、新しい体験を選ぶこと自体ができなくなる。

だからこそ、チャレンジできる体と暮らしを整えておくことが、この先の幸福度を左右するのかもしれない。

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ABOUT ME
バマ
バマ
50代の再チャレンジャー
アスレティックトレーナー/トレーニングコーチ。 プロとアマチュア、両方の現場で25年以上、選手と向き合ってきた。 50代になって気づいた。自分を一番蔑ろにしていたのは、自分自身だった。 体を整え、思考を整え、暮らしを整え、そして自分を整える。 守りから、前へ。
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