自分を整える

死ぬまでにやりたいことリスト|50代が気づいた、タイムバケットという逆算思考

バマ

死ぬまでにやりたいことを、リストにしたことがあるだろうか。

タイムバケットに、最初はピンと来なかった

死ぬまでにやりたいことを書き出し、5年か10年ごとの「バケツ」に振り分けていく。
そういう考え方を、本で読んだことがある。

登山やロックコンサートは若いうちに。
クルーズ旅行や読書は歳をとってからでもいい。
そうやって、やりたいことに賞味期限をつけていく発想だった。

正直、読んだ時はそこまで刺さらなかった。
リストを作ることそのものが、どこか義務っぽく感じたのかもしれない。

幸福度の話と繋げて、腑に落ちた

でも、幸福度の話と繋げて考えると、見え方が変わった。

夕食後の何気ない会話で、思い出が何度も味わい直せることに気づいた。
それなら、その思い出の「元」になる体験を、意識して増やしていく必要がある。

幸福度を上げようと思うなら、何にお金と時間を使うかを選ぶ必要がある。
そのための「やりたいことリスト」を作り、優先順位をつけて取捨選択していく。
このライフスタイルこそ、50代の人生再設計の基礎になりそうだ。

義務ではなく、逆算のための地図だと思えば、急に腑に落ちた。

健康・時間・身の回り、優先順位が変わった

振り返ってみると、この逆算の感覚は、今回初めて芽生えたものじゃなかった。
ブログを書き始めて自分自身のことを考えるようになってから、少しずつ優先順位は変わり始めていた。
タイムバケットは、その変化に名前をつけてくれただけかもしれない。

やりたいことのリストがあっても、それを実現する体がなければ絵に描いた餅だ。

健康や見た目を優先するようになったのも、その流れの一つだ。

トレーニングの目的を明確にし、食事の内容を変えた。
お酒やご褒美スイーツといった、これまでのストレス発散方法も見直した。

時間の使い方も同じだ。
ブログ、睡眠、トレーニング、余白の時間。
それぞれに目的を持てるようになったし、その価値も上がっていると感じる。
身の回りを整頓して、脳のリソースの無駄な消費を抑えることも、根っこは同じ動きだと思う。

老いとともに、制限時間が決まってくる

トレーニングを長く続けたくても、体力が持たないことがある。

今はまだいい。
でも体がしんどくなってくれば、山登りも、旅行先で歩き回ることも、できなくなるかもしれない。

胃もたれするようになって、前みたいに焼肉をたくさん食べられなくなった。
寝不足だと、次の日のダメージが大きい。

適当にやってなんとかなっていたことが、今は影響を及ぼす時間がどんどん長くなっている。
条件を揃えておかないと、同じ良い状態を維持できない。
そういう現実が、はっきり見えてきた。

体調を整えていないと、1日の満足度そのものが下がる。
以前なら気にもしなかったことが、今は無視できなくなっている。

リストに書いたことを、いつか本当にやれなくなる日が来るかもしれない。
それを早める理由を、自分から増やしたくない。

メンテナンスの積み重ねが、老いを鈍化させる

だからこそ、メンテナンスの重要度が、以前とは比べものにならないくらい増している。
リストを実現できる期間を、少しでも押し戻すための投資だ。

特別なことをする必要はない。
睡眠を整える。
食事に気を使う。
トレーニングを続ける。
どれも、若い頃なら意識すらしなかったことだ。

でも今は、この積み重ねをサボった分だけ、確実に返ってくる。
体調を整える、その地道な積み重ねが、老いの速度を鈍らせると信じている。

今できることを、今やるべき理由

その時になって後悔するより、長く楽しめる方がいい。

やりたいことを先延ばしにして、いざやろうと思った時には体がついてこない。
そうなってからでは遅い。

リストを書くだけでは、何も変わらない。
そのリストを実現できる体を、今日から少しずつ作っていく。
それが、逆算という設計の実践だ。

人生の幸福度を増やすために、今できること、今やるべきことを逆算して準備し、設計する。
それが、50代という年代で最も大切なことの一つだと思う。

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ABOUT ME
バマ
バマ
50代の再チャレンジャー
アスレティックトレーナー/トレーニングコーチ。 プロとアマチュア、両方の現場で25年以上、選手と向き合ってきた。 50代になって気づいた。自分を一番蔑ろにしていたのは、自分自身だった。 体を整え、思考を整え、暮らしを整え、そして自分を整える。 守りから、前へ。
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