体重は同じなのに、中身が悪化してた|50代が気づいた、除脂肪体重という盲点
以前、鏡に映る自分にはっとして、走り方を変え、食事を見直し、酒を断った話を書いた。
あれから半年が経った。
自分を好きになるための、体からの一手
毎日、自分を見る。
その自分を、自分で納得できる状態にしたい。
ぽっこりしたお腹のスタイルから抜け出して、好きな自分になる。
それが、あのときから変わらない目的だった。
トレーニングもランニングも、それ以前から続けていた習慣だった。
ただ2月にこの目標を定めてから、惰性でこなしていたものが、目的を持ってやるものに変わった。
同時に、食事にも気を配るようにした。
特別なダイエット理論に頼ったわけではない。
体脂肪率を落とすことと、除脂肪体重——筋肉や骨など、脂肪以外の中身——を増やすこと。
この2つを同時に狙う、という方針だけは最初から決めていた。
半年で、体脂肪率マイナス6%・体重マイナス7kg
9月の今、始めてから約半年が経った。
体脂肪率は約6%減り、体重は約7kg減った。
数字だけ見れば、狙い通りに進んでいる。
ただし、自分が本当に見たかったのは体重計の数字ではなかった。
脂肪を落としながら体を大きくしていく、見窄らしい老人にならない体を作ることの方が、本題だったはずだ。
体重が変わらなくても、中身は悪化していた
半年やってみてわかったのは、除脂肪体重が増えるスピード自体が、40代の頃よりずっと遅い、という誤算だった。
以前、この数字を初めて測って転機になった話を書いたが、今回はその続きということになる。
短期決戦ではなく、我慢強く時間をかけるべきものなんだと気づかされた。
それどころか、少し油断するとすぐに萎む感覚がある。
体重が同じでも体脂肪の割合だけ増えていたり、体重が減って喜んでいたら実は除脂肪体重の方が落ちていて、見た目が見窄らしくなり、家族に心配されたりしたこともある。
中身を良い状態に保つこと自体が、以前より難しくなった。
ちゃんとメンテナンスし続けていないと、維持そのものができない体になっている。
40代までは、多少の制限で戻った
40代までは、これほど繊細な話ではなかった。
少し食事を制限すれば自然に元へ戻ったし、中身が極端に落ちることも、体脂肪率が急に上がることもなかった。
基礎代謝を含めて、体の機能そのものが落ちてきているのだと、半年かけてようやく実感した。
選手の体を見ていて気づく、一手間必要な自分の体
現場では、同じメニューをこなしても、選手の方が反応は早い。
挙上量の伸び方も、スピード感も、筋肉のパンプ具合も、明らかに違う。
一方で自分は、関節の機能低下を感じるようになった。
だから最近は、関節を安定させる補助的なエクササイズをメニューに組み込むようになった。
そうすると、力の発揮の仕方そのものが変わってくる。
若い頃は必要のなかった「一手間」が、今の体には要る。
選手と自分を並べて見て、一番はっきり分かる違いかもしれない。
半年地点の実感、これは続き物になる
体脂肪率マイナス6%、体重マイナス7kg。
ただ、最近はこの数字自体、正直言うと頭打ちになってきている。
除脂肪体重の増えが遅かったのは量では誤算だった。
でも、伸び悩んだ分、体の中の質が入れ替わっていたのかもしれない。
でも、それを停滞だとは感じていない。
見た目の変化から始まって、この半年で体の中身の構造そのものが一度リフレッシュされたような感覚がある。
悪いものを出し切って、これから新しく積み上げていく準備が整った、という感じに近い。
そう思えるのは、口から入れるものの質を変えてきたからだと思う。
インスタント食品を避け、カフェインや脂肪、糖分・塩分を摂りすぎないようにし、お酒も控える。
野菜を積極的に摂り、栄養バランスを意識してきた。
この積み重ねが、体をそういう体質に近づけている実感がある。
だからこの話は、たぶんここで終わらない。
また節目節目で、経過をここに書いていくことになりそうだ。
