体を整える

午後3時以降、カフェインをやめた|50代が気づいた、飲み物を選ぶということ

バマ

午後3時を過ぎたら、コーヒーを飲まない。

そう決めてから、しばらく経つ。
特別なことをしているつもりはない。
ただ、時計を見て、コーヒーを置いた。

なぜ、3時なのか

きっかけは、睡眠の質を上げたかったことだ。

9時には寝たい。
そこから逆算すると、カフェインを体内から抜くには何時間必要か。
カフェインの半減期はおよそ5〜6時間。
就寝6時間前が、摂取をやめる目安になる。

計算すると、だいたい午後3時になった。

難しい話じゃない。
寝る時間から逆算して、飲み物を選んでいるだけだ。

昔、水はタダだった

子供の頃、水は蛇口から出てくるものだった。
お金を出して買うのは、ジュースやコーヒーだった。

ご褒美にジュースを買ってもらえる。
試合の日はスポーツドリンクが出てくる。
自動販売機の前に立つと、どれを飲もうかと考えた。
コーラ、オレンジジュース、缶コーヒー。
お金がかかるものを飲むという行為に、イベント感があった。
家で飲んでいた麦茶でさえ、水に味がついているという意味で、少し特別だった。

40代までも、そのマインドは続いていた気がする。
水を選ぶくらいなら、お茶にしよう。
炭酸は気分じゃないし、コーヒーは胃もたれしそうだから微糖の紅茶にしよう。
水は、お金をかけて買うものとしては、選択肢に入っていなかった。

気づいたら、水を選んでいた

今は違う。
自動販売機に、水が並んでいる。
選択肢の一つとして、当たり前のように置かれている。

カフェインを午後3時でカットしている自分には、コーヒーは選べない。
ジュースは糖質が気になる。
炭酸飲料も、なんとなく遠くなっていた。
以前はお茶をよく飲んでいたが、カフェインを気にするようになってから、それも遠ざかった。

消去法のように見えて、実はそうじゃない。
水を選ぶ理由が、自分の中にちゃんとある。

シンプルでいい

水の何がいいかというと、余計なものがついてこないことだ。

カフェインもない。
糖質もない。
気にしなくていいものがない。
水分補給という目的に、一番まっすぐ向き合える。

仕事中はペットボトルを手元に置いて、なくなったらウォーターサーバーで補充する。
トレーニング中も、こまめに飲む。
家でも、飲み物といえば水だ。

食事も含めて、2リットルくらいを意識している。
飲み水だけなら1.2リットルが目安と言われているから、それより多めだ。
夜中、口を開けて寝ているせいで、喉が渇いて目が覚めることがある。
その時も、迷わず水を飲む。
夏場は熱中症対策で、こまめに補給する。

必要性がある。
余計なものがない。
値段も安い。
50代になって、水の価値が他の飲み物を超えた。

体の中に入れるもの

劇的な変化があったわけじゃない。
でも、なんとなくいい感じがする。

体がスムーズに動いている感じ、とでも言えばいいか。
汗をかいても臭くなさそうというか、オヤジ臭が少しは緩和されているんじゃないかという、希望的観測がある。

子供の頃、学校にゴミの焼却炉があった。
紙だけを燃やしている時は、それほど気にならない。
でも、プラスチックが混ざると、嫌な匂いが出た。
体も、同じかもしれない。
余計なものが入っていると、出てくるものも変わる。

自分の体で一番わかりやすいのが、酒を飲んだ翌日だ。
体が臭い気がする。
余計なものを排出しようとしている感じ、というか。
水だけを飲んでいる日は、そういう感じが少ない。

全部、なんとなくだけど。

ただ、こう思うようになった。

飲み物は、体の中に入れるものだ。
息を吸って吐くのと同じくらい、自然で、大切なことかもしれない。

昔は価値がないと思っていた水が、今は一番の選択になっている。
価値の基準が、どこかで変わっていたのかもしれない。

→ まとめて読むなら|50代の体の整え方

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ABOUT ME
バマ
バマ
50代の再チャレンジャー
アスレティックトレーナー/トレーニングコーチ。 プロとアマチュア、両方の現場で四半世紀以上、選手と向き合ってきた。 50代になって気づいた。自分を一番蔑ろにしていたのは、自分自身だった。 体を整え、思考を整え、暮らしを整え、そして自分を整える。 守りから、前へ。
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